藤島神社は建武中興・後醍醐天皇の功臣「贈正一位新田義貞公」を 主祭神としてお祀りする神社です。旧別格官幣社、現在神社本庁における別表神社。建武中興十五社の一つ。

奉賛会

藤島神社奉賛会(ふじしまじんじゃほうさんかい)

福井市内の中心部からほど近く、足羽山の中腹に御鎮座の藤島神社は、後醍醐天皇の大忠臣として建武の中興を樹立された贈正一位・新田義貞公を御祭神として御奉祀申し上げております。
江戸時代の明暦2年(1656)、御祭神の遺品とされる兜が発掘され、その場所は公の戦歿地として時の藩主・松平光通侯によって石碑が建てられて「新田塚」と呼ばれました。

北国街道(現在の芦原街道)沿いのこの場所は、古戦場を結ぶ古くからの街道であり、この塚はここを通る民衆の崇敬を常に受けて参りました。

その「新田塚」は明治3年(1870)、前藩主・春嶽松平慶永公、藩主・巽嶽松平茂昭公によって一祠「新田社」が創建され、同9年(1876)には明治天皇の思し召しを以て別格官幣社(国家祭祀の神社)に列せられて越前国原を御守護下さる神として、また国家鎮護の神として皇室をはじめ全国から多くの崇敬を集めて参りました。

しかし、昭和20年(1945)の福井空襲、同23年(1948)の福井震災によって社殿は烏有に帰し、また、敗戦によって神社は国家祭祀から一宗教法人として改められ、特定の氏子を持たないこの神社としては厳しい時期が続きました。
御祭神の御神威と志ある方々のご尽力により、昭和29年(1954)には御本殿、同32年(1957)には拝殿が総て桧造りにて造営竣工され、同50年(1975)の御創立150年大祭には宝物収蔵庫を兼ねた総合結婚式場として藤壽殿(とうじゅでん=現在の神社会館)が、同63年(1988)の御祭神御殉節650年大祭には神符授与所など境内の整備を行い、漸く明治の当時に近い状態に復興することができました。

更に御社殿の銅版屋根が傷んだため、平成19年(2007)には平成の大修理が行われ、翌20年(2008)には御祭神御殉節670年大祭が盛大かつ厳粛に執り行われたことは、これ偏に皆様のご協力の賜と深く感謝いたしております次第でございます。

私たちの崇敬する御祭神・新田義貞公は、南朝の大忠臣として楠木正成公とともに民心の安定と平和を深く愛し、国家の安泰のために最後まで希望を捨てず正義に徹して苦闘され、護国の鬼と一身を捧げられました。

この精神が明治維新実現の原動力となったことは紛れもない史実であり、今の日本人が忘れてしまっている義貞公の心である「愛国と同胞和し助け合う平和で豊かな民族精神」が藤島神社を崇敬いただいています方々の心の中に永々と受け継がれておりますことは、私たちの誇りであると同時に大きな心の支えとなって参りました。
今日まで当神社は先人の意志を受け継ぎ崇敬いただいている皆様からの御初穂、また福井を中心とした地元の皆様からの御供米料、奉賛金などのご支援で維持運営致して参りました。しかしながら、社会の情勢は著しく変動し、氏子を持たぬ当神社にとっては実に厳しい状況であります。

私たちはこの苦境を乗り越え、御祭神の御神意を受け継ぎ御加護を頂いて、嶺北一格式高い藤島神社の益々の発展を期すべく、戦後、当時の市長であった熊谷太三郎氏(後に参議院議員)の支援により明治時代から存在した「藤島神社奉賛会」が再度設立結成のうえ維持されてきました。

平成七年に奉賛会は大きく改革され、市橋保・福井商工会議所会頭が会長に就任され、名誉総裁に越前松平家御当主・松平宗紀様、総裁に故・松平永芳様(靖國神社宮司)を戴き、十数名の副会長をはじめとする法人会員・個人会員の方々を以てご奉賛の活動が行われて参りました。
神社の現状に鑑み、旧来のご支援はもとより、皆様方の深いご理解と温かいお力添えの下に是非とも御祭神の遺風を守り、その護持発展に全力を尽くしたいと決意を固めております。
皆様には何卒私たちの心情をお汲み取り戴きまして、ご賛同を賜りご協力ご支援くださいますようお願い申しあげます。

藤 島 神 社 宮 司 新 田 義 和
同    責 任 役 員 一 同
同  奉 賛 会 役 員 一 同

●奉賛会会費(年額)

一、名 誉 会 員
二、特 別 会 員 会費年額 参捨萬円 以上
三、特 別 会 員 会費年額 貮捨萬円 以上
四、特 別 会 員 会費年額 壹捨萬円 以上
五、維 持 会 員 会費年額  伍萬円 以上
六、普 通 会 員 会費年額  貮萬円 以上
七、個 人 会 員 会費年額  壹萬円 以上

●会員待遇

・神社参拝の折、ご希望により昇殿参拝をお取り計らい致します。
・御神前にて奉賛会員の(団体・会社)社業繁栄祈願、(個人)家内安全祈願の御祈念を申しあげます。
・新年に際し、大神様の御神札を授与致します。
・特別会員には宮司が出向し、会社神棚神前において御祈願申し上げます。(恒例2~3月)
・その他、必要に応じて各種ご案内致します。

○入会申込書にご記入のうえ、銀行口座振込み又は郵便振替用紙にて郵便振替口座へご納入願います。
〔振込先〕
・福井銀行(銀行番号0147)木田支店(支店番号114)普通預金(口座番号6045470) 名義:宗教法人藤島神社
・郵便振替 00720-5-15871 名義:藤島神社奉賛会
※原則、払込票を以て領収書に代えさせていただいておりますが、別に必要な場合はご通知ください。

藤 島 神 社 奉 賛 会
〒918-8003
福井市毛矢三丁目8番21号 藤島神社々務所内
電 話 0776-35-7010(代表)
FAX 0776-35-7012

お気軽にお問い合わせください TEL 0776-35-7010 受付時間 9:00 - 16:30

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